薄毛改善

• 
• 
• 
• 

 

 

 

薄毛を改善するためには、薄毛の原因を理解することが大切です。

 

薄毛の原因を知らなくても薄毛対策は出来ます・・・が！

 

きちんと薄毛の原因を理解することで、薄毛改善に対するモチベーションの維持につながります。

 

 

誰かに言われたことを行い続けるよりも、自分で学んで理解した通りに行動する方が長く続けられるのではないでしょうか。

 

薄毛の改善には長い時間がかかります・・・正しい薄毛対策を施しても、半年以上は効果が出ないことは普通の事です。

 

あなたが薄毛対策をする上で薄毛の原因を理解する事は、薄毛対策の継続という意味で非常に重要なのです。

 

 

髪の毛の生え変わりサイクルを理解しよう！

 

まずは上の図をご覧ください（手書きの図なので、見づらいのはご容赦ください）

 

髪の毛の生え変わりのサイクルには、4つの状態が存在します。

• 成長期
• 退行期
• 休止期
• 発生期

 
 

成長期

成長期は生え変わった髪の毛が成長していく時期です。

 

毛根も健康な状態であり、太く元気な髪の毛が育っていきやすい時期です。

 

成長期は3年から6年程度続きます。

 
 

退行期

毛根の元気が無くなり、髪の毛が抜け落ちる準備をする時期です。

 

髪の毛が抜け落ちる準備と聞くと、とても悲しい気持ちになるかもしれません。

 

しかし、正常な生え変わりのサイクルのためには、退行期も大切な時期なのです。

 
 

休止期

毛根が活動を停止し、髪の毛が抜け落ちやすくなっている状態です。

 

休止期は2か月から4か月程度で、この間に毛根は新しい髪の毛を育てる準備をします。

 

イメージとしては、毛根は役目を果たして、次の活動までの充電期間と認識してください。

 
 

発生期

育毛の充電期間が完了した毛根が、活動を再開する時期です。

 

まだ毛根に髪の毛が残っていたのであれば、その髪の毛は抜け落ちてしまいます。

 

代わりに新しい髪の毛が生えてくるタイミングです。

 

その後、再び成長期に移行して、髪の毛は太く強く育ち始めます。

 
 

生え変わりサイクルが乱れると薄毛になりやすくなる

生え変わりサイクルが乱れると、成長期が短くなってしまう場合があります。

 

逆に休止期が長くなってしまって、太く強い毛髪が減っていってしまいます。

 

このような現象が多くの毛髪に発生すると、薄毛となってしまいます。

 
 

生え変わりのサイクルを正常にすることが、薄毛を改善するために行うべきことです。

 

 

生え変わりのサイクルが乱れる原因（薄毛の原因）

これが生え変わりのサイクルが乱れる原因だ！というようなものは明確には分かっていません。

 

皮膚科の先生にも聞きましたが、はっきりとした回答は得られませんでした。

 

 

生え変わりサイクルが乱れると考えられる原因は多数存在します。

 

ここでは、薄毛の原因とされていることについて、解説していきます。

 

 

血行不良

頭皮の血流が悪化すると毛根に栄養が渡りづらくなり、成長期に髪の毛が太く強く育つことが難しくなります。

 

頭皮が血行不良になる理由は様々ですが、運動不足や普段の姿勢など、生活習慣による可能性が高いです。

 

頭皮の血行不良を予防するためには規則正しい生活を心がけ、適度な運動を行い、バランスの良い食事を心がけると良いでしょう。

 

 

血行不良かどうかを判断する方法は、頭皮を前後左右に動かしてみると良いですね。

 

血行が悪い場合は頭皮が固まっていることが多いので、前後左右にあまり動かない場合があります。

 

文字で伝えるのは難しいのですが、頭皮を動かした際に突っ張った感じがするのであれば要注意ですね。

 

 

頭皮の血行不良を改善する方法としては、頭皮のマッサージが効果的です。

 

シャンプーの際に頭皮をマッサージする事で、血行不良の改善が期待できるかと思います。

 

頭皮マッサージの方法については、下の動画をご参照ください。

 

 

 

 

頭皮のマッサージ方法が分かりやすく解説されています。

 

特に難しい内容もありませんので、すぐに実施できるのではないかと思います。

 

 

脂漏性皮膚炎

皮脂が異常に多く分泌されると、頭皮に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

頭皮に脂が詰まってしまったり、頭皮が炎症を起こしてしまったりします。

 

脂漏性皮膚炎の原因としては、生活習慣の乱れや食生活の偏りやストレスなどが考えられます。

 

 

洗髪が十分に行われていないことが原因で、脂漏性皮膚炎になることもあるようです。

 

湯シャンと言われている、シャンプーを使わない洗髪方法がありますが、湯シャンのやり方が間違っていると頭皮を十分に洗浄できません。

 

湯シャンの方で頭皮が炎症を起こしたり、頭皮の脂っぽさを感じる場合はシャンプーを使用するようにするべきかもしれません。

 

 

AGA（男性型脱毛症）

AGAとは、Andro Genetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」のことをいいます。

 

男性型脱毛症と言いながらも、女性がAGAによって薄毛になってしまう事もあるため、女性だから無関係というわけでもありません。

 

 

テストステロンという男性ホルモンが、頭皮に存在する5αリダクターゼという成分と結びつくことで、ジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。

 

このジヒドロテストステロン(DHT)は、生え変わりサイクルの成長期に毛根に悪影響を与えてしまうため、薄毛の原因になるというものです。

 

難しいことは置いておいて、「男性ホルモンが原因で成長期に十分に髪の毛が育たない」程度の認識で大丈夫です。

 

 

当たり前ですが・・・男性ホルモンも5αリダクターゼも、個人差はありますが皆さん持っているものです。

 

にもかかわらず薄毛になる人とならない人がいるのは、男性ホルモンの量や、それ以外の原因が絡んでくるためです。

 

参考までに、AGAによる薄毛のパターンが3種類ありますのでご紹介します。

 

 

 

頭頂部からO字型に薄毛が広がっていく症状を、O型脱毛症と言います。

 

有名どころで言うと、ザビエルやアルシンドがあげられますね。

 

私が23歳にして薄毛になってしまった症状も、このO型脱毛症です。

 

 

O型脱毛症の怖いところは、頭頂部から薄くなるため、中々気づきづらいところにあります。

 

ある程度進行してからシャンプー中に気付いたり、誰かに指摘されて気付くことが多いですね。

 

 

 

左右のそり込みの部分から薄くなっていく症状を、M型脱毛症と言います。

 

有名どころで言うと、矢沢永吉や北島康介などは典型的なM字ハゲですね（矢沢永吉はM字ハゲでもカッコいいと思います）

 

M字ハゲは髪型を工夫しても隠しようが無いのが困るところかと思います。

 

 

 

U型脱毛症は、前髪全体の生え際が後退するように薄くなっていきます。

 

有名どころで言うと、孫正義は典型的なU字ハゲですね。

 

彼は「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである」という名言を言い放ちました。

 

とてもいい言葉だと思います・・・が、それでも髪の毛は大切だと思いますよ＾＾；

 

 

円形脱毛症

円形脱毛症とは、いわゆる「10円ハゲ」と呼ばれる薄毛の事ですね。

 

局所的に硬貨サイズのハゲが出来てしまう症状ですが、サイズに関しては硬貨よりも大きいこともしばしばあります。

 

更に一か所だけとは限らずに、東部全体に何か所にもわたってハゲてしまう事もあります。

 

 

円形脱毛症の原因は、主にストレスもしくは病気と言われています。

 

精神的なストレスだけではなく、身体にかかるストレスも円形脱毛症の原因になり得ます。

 

普段とは違う状態・・・例えば出産だったり高熱だったりインフルエンザなどの感染症も円形脱毛症の原因になり得ます。

 

 

円形脱毛症になっているとしたなら、あなた自身の何かが悲鳴を上げている状態である可能性が高いです。

 

ストレスが溜まっていないか、身体に異変が無いか、一度チェックすると良いかと思います。

 

 

生活習慣の乱れが原因で薄毛になることも多い

生活習慣の乱れが原因で生え変わりサイクルが乱れてしまい、薄毛になってしまうケースも少なくありません。

 

薄毛の原因とされている生活習慣をご紹介しますので、薄毛対策のご参考にされて下さい。

 

 

 

 

睡眠不足

睡眠には脳を休める効果もありますが、あわせて身体に蓄積されたダメージを修復する効果もあります。

 

 

あなたの頭皮は知らず知らずのうちにダメージを受けています。

 

紫外線から受けるダメージや、ボリボリ掻いてしまって受けるダメージなんかもありますね。

 

急激な温度の変化だったり、排気ガスなんかでもダメージを受けてしまいます。

 

 

睡眠時間は、頭皮が受けたダメージを回復させるために大切な時間なのです。

 

睡眠にはゴールデンタイムというものがあり、ゴールデンタイムに睡眠していると特に身体に良いとされています。

 

睡眠のゴールデンタイムは夜の10時から深夜の3時までですので、なるべく早く就寝することが大切です。

 

 

食生活の乱れ・食事内容の偏り

食生活に乱れがあったり食事内容に偏りがあると、髪の毛を育てるための栄養素が十分に確保できない可能性があります。

 

髪の毛を育てるために特に重要な栄養素は以下の3つです。

 

• たんぱく質
• ビタミン類
• 亜鉛

 

どれが一番重要という訳でも無く、全てが健康な髪の毛を作るために必要な栄養素です。

 

バランスよく、様々な食材を食べるように心がけましょう。

 

 

ストレスが溜まっている

生活習慣とは少し違うかもしれませんが、ストレスが溜まっている状態は薄毛になりやすい状態でもあります。

 

ストレスは円形脱毛症の原因にもなりますし、AGAの進行を促進させてしまうこともあります。

 

今のストレス社会では中々難しいかもしれませんが、適度なストレス発散は必要だと思いますよ。

 

 

私も・・・ストレスが原因（多分）で、O型脱毛症になってしまった経験があります。

 

ストレスが原因でなりやすい、O型脱毛症や円形脱毛症は、発見するのが遅れてしまいがちな薄毛でもあります。

 

これらの薄毛を予防するためにも、ストレスは溜めこまないようにしましょう。

 

 

タバコ（喫煙）

タバコに含まれているニコチンは、ビタミンを破壊してしまうと言われています。

 

更にニコチンは血管を収縮させてしまいますので、頭皮の血行を悪くしてしまうかもしれません。

 

タバコは中々やめられないのかもしれませんが、薄毛を改善したいのであれば禁煙されることをおすすめします。

 

 

とは言っても、いきなり喫煙するのはストレスの原因となってしまう事でしょう。

 

少しづつ本数を減らすか電子タバコにするなど、無理のない範囲でニコチンを減らしていきましょう。

 
 

遺伝も薄毛の原因になる

よく言われるのが、「ハゲは遺伝によるもの」というもの。
 
これ・・・結論から言うと、AGAによる薄毛は遺伝による影響があるらしい・・・です。
 
「らしい」と付けた理由としては、皮膚科の先生もはっきりとは断言できないとおっしゃていたためです。
 
 
AGAの原因となる「5αリダクターゼ」が遺伝によって多かったり少なかったりするそうです。
 
5αリダクターゼの量が遺伝によるのであれば、薄毛になる/ならないも、遺伝による影響があると言えますね。

 
 

まとめ

薄毛を改善するためには、薄毛になってしまう原因を理解する必要があります。

 

薄毛になってしまう原因を知ることで、どのような対策を行うべきかがわかり、あなたの薄毛改善へのモチベーション維持につながるからです。

 

 

髪の毛には生え変わりのサイクルがあり、成長期に十分に髪の毛が成長できないと薄毛になってしまう可能性があります。

 

そうならないように生活習慣の改善を心がけて、正常な生え変わりサイクルを維持する必要があります。

 

まずは自分の出来るところから、少しづつ薄毛改善を目指して頑張っていきましょう！