薄毛になりづらいシャンプーの種類とは【避けるべき成分も解説】
シャンプーは髪の毛だけではなく、頭皮の汚れも洗い落としてくれます。
そのため、シャンプーは頭皮環境を整えるためには必要不可欠なものです。
逆に言うと、頭皮環境を整えてくれる良質なシャンプーを使うことで、薄毛を防止できるとも言えます。
とはいっても、ドラッグストアやスーパーなどには、かなりの数のシャンプーが発売されていますよね。
ノンシリコンシャンプーとかリンスインシャンプーとか、乾燥肌の方向けのシャンプーとか。
石鹸シャンプーや水の要らないシャンプーなど、多種多様なシャンプーが販売されています。
どれを買うのが良いのか・・・薄毛を防止するためにおススメのシャンプーはどういったシャンプーなのか。
避けるべきシャンプーの成分や、おススメのシャンプーなどについてまとめます。
目次
「ラウリル硫酸〇〇」が含まれているシャンプーは選ぶべきではない!
近所のドラッグストアに行って、並んでいるシャンプーの成分を適当に見てみて下さい。
「ラウリル硫酸Na」や「ラウリル硫酸カリウム」と言った成分が含まれている商品が多数だと思います。
ラウリル硫酸〇〇が含まれている商品は、価格が安くて洗浄力も高いため、とても人気があります。
しかし、洗浄力が高すぎるあまり、頭皮を保護する皮脂まで洗い落としてしまうという欠点があります。
皮脂を洗い落としてしまうと、頭皮を保護する力がよわくなってしまうため、頭皮がダメージを受けやすくなります。
紫外線や有害物質からの保護が出来なくなると、薄毛の原因になり得るというわけです。
ラウリル硫酸と似た成分として、「ラウレス硫酸〇〇」や「ラウレス酢酸〇〇」があります。
ラウレス硫酸〇〇はラウリル硫酸〇〇に次いで、頭皮に悪影響を及ぼすとされています。
ラウレス酢酸〇〇は低刺激で、頭皮にはそれほど悪いものではないとされています。
つまり・・・「ラウ〇〇硫酸」と書かれた成分は避けるべきです。
シャンプーと皮脂の関係性について
頭皮は、普段から紫外線などの有害物質から攻撃され続けています。
有害物質から頭皮を保護するものが、頭皮を覆う皮脂です。
イメージとしては、田んぼの水をイメージすると良いかもしれませんね。
頭皮が田んぼの土だとして、田んぼの水によって土壌は日光から保護されています。
稲などの作物に潤滑に栄養を行き渡らすための効果もあるでしょう(私は農家でないので、イメージで話しています・・・)
逆に言うと、田んぼを覆っている水が無くなってしまうと、作物は育たなくなるでしょうね。
これと同じことが、頭皮を覆う皮脂にも言えますね。
頭皮を保護して潤いを失わないようにするためには、頭皮を覆う皮脂を残すことが大切なのです。
皮脂を根こそぎ洗い流してしまうようなシャンプーは、薄毛防止と言う観点から見ると選択するべきではありません。
もちろん、「ラウリル硫酸Na」や「ラウリル硫酸カリウム」の洗浄力は素晴らしいものがあります。
価格も低価格で、薄毛を気にしない方にとっては素晴らしいシャンプーだと思います。
シャンプーの種類について
洗濯するべきシャンプーを説明する前に、シャンプーの種類についてまとめていきます。
シャンプーの種類は明確に定義されているわけではありませんが、大きく以下の3つに分けることは可能です。
- アルコール系シャンプー
- せっけん系シャンプー
- アミノ酸系シャンプー
アルコール系シャンプー
ドラッグストアやスーパー等で販売されている、ほとんどのシャンプーがアルコール系シャンプーです。
アルコール系シャンプーに含まれる洗浄成分の代表的なものは、以下の通りです。
- ラウリル硫酸Na
- ラウレス硫酸Na
- ラウレス塩酸アンモニウム
- ラウリル硫酸塩
これらの成分が含まれているシャンプーは、価格も安く洗浄力にも優れています。
泡立ちも非常に良いため、洗った後の爽快感が非常に優れています。
デメリットとしては洗浄力が強すぎるため、頭皮を保護する皮脂を根こそぎ洗い落としてしまいます。
アルコール系シャンプーは頭皮環境を保護するには、全く向いていないシャンプーです。
せっけん系シャンプー
せっけん系シャンプーも、スーパーやドラッグストアで販売されています。
そのまま「せっけんシャンプー」なんて商品も販売されていますね。
せっけん系シャンプーに含まれる洗浄成分の代表的なものは、以下の通りです。
- 石けん素地
- 石けん分
- 脂肪酸ナトリウム
- 脂肪酸カリウム
アルコール系シャンプーと比べると、洗浄成分がマイルドです。
アルコール系シャンプーよりは、頭皮環境には優しいと言えるでしょう。
石鹸シャンプーは値段も控えめですし、自然由来の成分が使用されていますので安全志向の方には人気があります。
デメリットとしては、洗い上がりがキシキシした感じになってしまい、爽快感があまり感じられません。
アルコール系シャンプーよりはマシかもしれませんが、それでも皮脂をゴソっと落としてしまう程度の洗浄力はあります。
洗い上がりがスッキリしない上に頭皮にも優しくないので、個人的にはあまりおススメの出来ないシャンプーです。
アミノ酸系シャンプー
アミノ酸系シャンプーは、洗浄力がマイルドで頭皮に優しいのが特徴です。
肌と同じ弱酸性なので、洗い上がりがサッパリしているのも特徴の一つです。
育毛シャンプーと呼ばれているものは、このアミノ酸系シャンプーの事です。
アミノ酸系シャンプーに含まれる成分の代表的なものは、以下の通りです。
- グルタミン酸
- グリシン
- サルコシン
- メチルタウリン
- メチルアラニン
- ラウリルリン酸
- イセチオン酸
- プロピオン酸
アミノ酸系シャンプーは洗浄成分がマイルドに抑えられており、頭皮環境を良好に整える働きが期待できます。
私はこのアミノ酸系シャンプーを愛用していますし、薄毛に悩むあなたにもおススメしたいと思っています。
アミノ酸系シャンプーのデメリットとしては、価格が他の種類のシャンプーと比べると高めであること。
あとは洗浄力がマイルドであるため、頭皮の汚れがひどい時は2回シャンプーする必要があることです。
とはいえ、デメリットを補って余りあるメリットがありますので、薄毛に悩む方であればアミノ酸系シャンプーを選択するべきだと思います。
アミノ酸系シャンプー(育毛シャンプー)で頭皮環境を整える!
ここまででご説明したように、頭皮環境を整えるのであればアミノ酸系シャンプーを使うべきです。
髪の毛が育ちやすいように整えられた頭皮からは、太くて健康な髪の毛が成長しやすいです。
アミノ酸系シャンプーで薄毛の進行を防止しつつ、太く健康な髪の毛が成長するのを待ちましょう!
おすすめのアミノ酸系シャンプー
今現在、数多くの種類のアミノ酸系シャンプーが発売されています。
その中でも特におすすめできる商品についてまとめてありますので、良かったらご参照ください。
アミノ酸系シャンプーと言っても、その質や価格はピンからキリまで存在します。
いくら頭皮に優しくても洗浄力が弱すぎるシャンプーは、どうかと思います。
洗浄力も強く頭皮環境を整えることも期待できるアミノ酸系シャンプーを使うことが、薄毛改善への最初の一歩と言えます。
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