ミノキシジルとキャピキシルの違いは?副作用の心配はあるの?
育毛剤の成分を見ていると、様々な成分が出てきますよね。
その中でも特に多く見かけるのが、ミノキシジルとキャピキシルの2つですね。
ミノキシジルもキャピキシルも、両方とも薄毛の改善に有効とされている成分です。
ミノキシジルとキャピキシルはそれぞれどのような成分で、どのような違いがあるのか。
副作用の有無もあわせて書いていきたいと思います。
目次
ミノキシジルの「発毛」効果で髪の毛が生える!
ミノキシジルは世界で唯一「発毛」効果が認められた成分です。
テレビでもミノキシジルを含んだ発毛剤のCMを見ることができますよね。
「ミノキ兄弟」で有名なスカルプDも、ミノキシジルを配合している発毛剤ですね。
スカルプDのCMで・・・「ミノキなら生える」と言っていますが、これはミノキシジルの発毛効果が根拠になっているもの。
ミノキシジルは髪を成長させる毛乳頭細胞に直接働きかけ、新しい髪の毛の発毛を実現させるとされています。
また・・・髪をしっかりと成長させることで、ヘアサイクルを正常な状態にする効果も期待することができます。
ミノキシジルの発毛効果については学界でも認められているものですので、実際に生える効果があるのは間違いないのでしょう。
ミノキシジルが配合された発毛剤を使用して、実際に薄毛の悩みから解放された方もいらっしゃるようです。
ミノキシジルには副作用のリスクがある
ミノキシジルには、副作用のリスクが認められています。
発毛剤のメーカーもミノキシジルの副作用を認めており、ミノキシジルの使用には副作用のリスクがあることは間違いありません。
ミノキシジルのリスクにはどういったものがあるかという話ですが・・・
- 頭皮のかゆみ
- 頭皮の発疹・発赤
- 頭皮のかぶれ
- フケ
- 手足の痛み
- 胸の痛み
- 頭痛・めまい
ミノキシジルによる副作用として、上記の症状が発生する可能性があります。
ミノキシジル発毛剤の外部塗布などであればこの程度の副作用ですみますが、ミノキシジルを内服した場合は性的不能、勃起障害、低血圧などの深刻な症状になる可能性があるようです。
副作用の中で最も多いのは、頭皮のかゆみです。
他にはフケや頭皮の発疹・発赤などの、頭皮の異常が発生することが多いようです。
これらの頭皮異常は薄毛の原因になりかねないので、薄毛を改善するはずが逆に薄毛が進行するリスクもあります。
副作用の発生確率は8~9%
ミノキシジル外用薬(発毛剤)を使用した際の副作用の発生確率は、8%~9%と言われています。
厚生労働省の発表したデータによると、発毛剤によるミノキシジル副作用の確率は「8.82%」とのことです。
大正製薬のリアップX5使用時のミノキシジル副作用の確率は「8%」とのことです。
これらのデータからすると、8%~9%程度の確率でミノキシジルの副作用が発生すると言えそうですね。
「11人に1人」もしくは「12人に1人」くらいは、ミノキシジルの副作用が発生すると言えます。
12人に1人というと少なそうに見えるかもしれませんが、私は決して無視できるリスクではないと思います。
12人に1人に、あなたが選ばれないという理由は無いですからね。
ミノキシジルの副作用が発生して薄毛が進行してからでは、薄毛の改善はさらに困難になってしまいます。
キャピキシルの効果はミノキシジルの3倍!?
キャピキシルはここ数年で認知され、多くの育毛剤に配合されている育毛成分です。
キャピキシルはミノキシジルとは異なり、発毛効果は認められていません。
「発毛効果が無いのなら、ミノキシジルの方が良いじゃないか!」と思われるかもしれませんね。
しかし・・・キャピキシルは発毛効果は認められていない代わりに、ミノキシジルの3倍の毛母細胞活性化の効果が認められています。
毛母細胞が活性化すれば、太く長生きする髪の毛が生えてきやすくなります。
ミノキシジルが髪の毛を生えさせるのであれば、キャピキシルは生えてくる髪の毛が太く長生きしやすくなると理解してください。
そもそも・・・毛根が生きている限り、髪の毛は生えてきます。
生えてこないように見えるのは、生えてくる髪の毛が細く弱いため、すぐに抜け落ちてしまうのが原因です。
毛根が生きているのであれば、キャピキシルの太く長生きする髪の毛が生えやすくなる作用が非常に効果的です。
そして、毛根はそう簡単には死にません。
頭皮を火傷したり大ケガをすれば毛根は死んでしまうでしょうけど、普通に生活している分には毛根は生きているものです。
キャピキシルには副作用が認められていない
キャピキシルや医薬品ではなく、化粧品というジャンルに属しています。
キャピキシルはアセチルテトラペプチド-3(アミノ酸)とアカツメクサ花を材料としています。
アミノ酸と植物の結合物がキャピキシルです。
今現在(2019年7月)、キャピキシルには副作用が認められていません。
キャピキシルが育毛剤に使われるようになってから、相当な期間が経過していますから、これから先も副作用は出ないのではないかと思っています。
副作用が無いにも関わらず、生えてくる髪の毛を太く長生きさせる作用があるのは非常に魅力的だと思います。
ミノキシジルとキャピキシルのどちらを選ぶべき?
ミノキシジルには発毛効果が認められているが、副作用のリスクがあります。
キャピキシルは発毛効果は認められていませんが、生えてくる髪の毛を太く長生きさせる作用はミノキシジルよりも強く、副作用のリスクは今のところ無いです。
これらを総合すると、私はキャピキシルを選択するべきであると考えています。
ミノキシジルの発毛効果は非常に魅力的ですが、頭皮異常が発生するリスクは非常に怖いです。
副作用の発生確率が0.01%とかならまだしも、8%以上の確率での副作用発症は許容できるものではないと考えます。
毛根はそうそう死ぬものではありませんので、どれだけツルツルに見えても髪の毛は生えてきているものです。
髪の毛が生えてきているのであれば、キャピキシルの効果の方が魅力的に見えます。
私はミノキシジルとキャピキシルなら、キャピキシル配合の育毛剤を選択することを推奨します。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ミノキシジルとキャピキシル、それぞれの効果と副作用についてご説明しました。
ミノキシジル配合の発毛剤を使用されるのであれば、副作用のリスクがあることを認識の上使用してください。
ミノキシジル配合の発毛剤を使用していて、頭皮の異常などの副作用を感じた場合はすぐに発毛剤の使用をやめて病院に行くことをおすすめします。
副作用の認められていない、キャピキシル配合の育毛剤は数多く発売されています。
その中でも特におすすめの育毛剤をご紹介していますので、良かったら参考にしてみて下さい。
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