育毛とは髪の毛を生えさせることでも本数を増やすことでもない!
「育毛とは何か?」
こう聞かれた場合に、ほとんどの方は以下のどちらかの回答をされます。
- 髪の毛の本数を増やすこと
- 髪の毛を生えさせること
これらの回答は正しいのでしょうか。
そもそも育毛とは何なのでしょうか。
目次
育毛とは生えてくる髪の毛を太くすること!
育毛とは生えてくる髪の毛を太くすることです。
髪の毛の本数を増やしたり新しく生えさせるという事は、育毛ではなく「発毛」といいます。
育毛と発毛の違いは別の記事にまとめてありますので、ご参照ください。
ハゲる = 毛根が死ぬという勘違い
あなたは「ハゲる = 毛根から髪の毛が生えなくなること」だと思ってはいませんか?
これは誤りで、毛根から髪の毛が生えなくなることは通常はありません。
どれだけツルツルのハゲの方でも、細い産毛のようなものは生えてくるものです。
ただし細い産毛では数か月程度で抜け落ちてしまうことが多く、摩擦などでもすぐに抜け落ちてしまうのです。
しかも一度抜け落ちた毛根から次の髪の毛が生えるまでの期間が、半年程度必要となってきます。
その半年間は完全にツルツルした状態になりますので、「毛根が死んでしまっていると勘違い」する方が多いのだと思います。
細い産毛しか生えてこない毛根を、太くて長生きする髪の毛が生えてくるようにすることが「育毛」です。
育毛には長期の時間が必要な理由としては、細い産毛が抜け落ちた毛根から次の髪の毛が生えてくるまでに長い時間が必要だからです。
次の髪の毛が太く生えるための頭皮環境を作ろう!
育毛する上で大切なことは、いま生えている細い髪の毛を大切にすることではありません。
これから先に生えてくる髪の毛が、太く長生きするような頭皮環境を作ることが大切なのです。
頭皮を清潔に保ち刺激をあたえすぎないようにして、太い髪の毛が生えてくるのを待つことが大切です。
太い髪の毛が生えてくるように頭皮の環境を整えるものが、育毛剤であり育毛シャンプーです。
育毛剤や育毛シャンプーは詐欺的な商品ではなく、正しく使用することで薄毛の改善が見込めるものだという事をご認識下さい。
また頭皮環境と同じくらい大切なのが、生活習慣を改善して身体を健康に保つことです。
不健康な身体には太い髪の毛は生えてきづらいですので、生活習慣の見直しを行うことをおススメします。
まだハゲてない場合でも、予防の意味を込めて生活習慣に乱れが無いことを確認してくださいね。
抜け毛の本数を気にする暇があったら、身体を健康に保つように運動やストレッチをしたほうがはるかに良いですよ!
育毛に年齢制限はありません
一般的に若い人はハゲていない方が多く、年齢を重ねるにつれて薄毛になる割合が増えていくと思います。
そのため・・・中高年の方は育毛そのものに対してあきらめてしまう方が少なくありません。
「おっさんだしハゲは進行しまくってるから、もう育毛なんて無理でしょ」みたいな感じですね。
しかし、高齢になっても毛根は死にません。
頭皮を火傷したり大きなケガをしたのでなければ、毛根はずっと生きています。
たとえ産毛しか生えてこなくても、毛根自体は生きています。
毛根が生きていて産毛が生えてきているのであれば、太い髪の毛が生えてくるように環境を整えればいいのです。
新しい髪の毛を生えさせると言うと難しく感じると思いますが、これから生えてくる髪の毛を太くするのであれば、何となく出来そうな気がしませんか?
高齢になってから薄毛対策を行って、実際に太い髪の毛が生えてくることは普通にあります。
年齢のせいにしてあきらめてしまわずに、頭皮環境を整えるところから育毛を始めてみてはいかがでしょうか。
まとめ
育毛とはこれから生えてくる髪の毛を太くすることです。
いま生えている髪の毛を太くするとか、新しい髪の毛を生えさせることではありません。
髪の毛は生えた時点で寿命や太さが決まってしまっています。
言い換えると、長生きする髪の毛を生えさせることができれば薄毛は改善できるという事です。
太く長生きする髪の毛が生えてくるような、頭皮の環境作りをもっとも大切です。
正しい育毛方法を理解して頂いて、薄毛の改善につながれば良いなと思っています。
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